家づくりを考え始めると、素敵なキッチンや広々としたリビング、無垢の床やおしゃれな外観など、完成した住まいに目が向くものです。
もちろん、毎日を心地よく過ごすために、デザインや間取りはとても大切です。
でも、これから何十年と暮らしていく家だからこそ、もう一つ、ぜひ見ていただきたいものがあります。
それは、完成すると壁や天井の中に隠れてしまう、住まいの構造です。
アンシンハウズでは、今日明日と二日間、構造・性能見学会を開催しています。

家の中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、たくさんの柱や大きな梁。
普段の暮らしでは見ることのない、木造住宅の骨組みです。
写真のように、木材の太さや組み方、接合部分まで見渡せるのは、工事途中の今だけ。
地震がきても、大丈夫なのか・・どんな工夫があるのか・・
実際の建物を見ながら確かめられるのが構造見学会です。

写真に写っている斜めの木材は「筋交い(すじかい)」。
地震や強風などによって建物に横方向の力が加わったとき、建物の変形に抵抗する役割を持っています。
そして、もう一つ注目していただきたいのが、

銀色の筒状の装置は「制振ダンパー」です。
地震によって建物が揺れる際、その揺れのエネルギーを吸収し、建物の変形を抑えることを目的とした装置です。
耐震と制振は、それぞれ役割が異なります。
建物の強さを確保する耐震設計に加えて、揺れを抑える工夫を取り入れる。
こうした地震への備えを、実物を前にして説明を聞けるのも構造見学会ならではです。
他にも、家が建った後には、確認できない部分・・

家の快適さを考えるとき、間取りや日当たりと同じくらい大切なのが「断熱」です。
写真の壁の中に見える白い部分が断熱材。
断熱材は、屋外と室内の熱の移動を抑える役割を持っています。
断熱材は入っていればよいというものではありません。
材料の性能はもちろん、厚みや施工状態、隙間が生じやすい部分への配慮なども、住まいの快適性に関わってきます。
構造見学会では、普段は見ることのできない断熱施工の様子を確認できます。
「冬、暖房をつけても足元が寒くならないかな?」
「夏の冷房は効きやすいかな?」
そんな暮らしの疑問を、住まいの仕組みから考えるきっかけになります。
家づくりは、図面や材料だけで完成するものではありません。
一本一本の柱を組み、金物を取り付け、断熱材を施工し、細かな部分まで仕上げていく。
その一つひとつの仕事の積み重ねで出来上がっていきます。
完成した住まいでは、きれいな壁や天井に隠れてしまう部分。
だからこそ、工事途中の現場を確認することが大切だと思います。
アンシンハウズの構造見学会で、住まいを支える大切な部分を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

取締役・本社事業部 部長 西尾 孝志
主に新築の営業と、社内での管理業務(総務・経理、人事など)をしています。
家づくりは、ほとんどの人にとって人生の中で一番高価なお買い物です。
その中で、一番楽しく、幸せになれるお買い物になったと感じてもらえるお仕事ができればと思います。