コラム

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家づくりとお金(税金)の話

最近は、物価高や金利の上昇で、家づくりを取り巻く環境はどんどん厳しくなってきています。

確かに、土地や建物そのものの価格が上がっているのは事実です。でも、そんなときこそ前向きに家づくりに向き合っていきたいと考えています。

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家づくりは、現状でもさまざまな税金面の優遇を受けています。

そんな2025年現在の税金の話を少し紹介。

①住宅ローン控除

例えば、住宅のためにローンを組む場合、認定長期優良住宅の家づくりであれば、毎年最大で315,000円の所得税額控除を受けられます。さらに子育て世代などは条件を満たせば、税額控除の範囲が大きくなり、最大で350,000円の所得税額控除を受けられます。

②贈与税の特例

住宅取得資金を親や祖父母など直系尊属から贈与された場合、通常の贈与税と比べて、非課税枠が大きい。(条件を満たした住宅であれば、1000万円が非課税枠となる)

③登記の登録免許税

家を建てた際に登記するときの登録免許税が認定長期優良住宅だと、保存登記で1000分の1(本則は1000分の4)

④不動産取得税の軽減

住宅用地および家屋だと、不動産取得税が3%になる(条件が合えば評価額から1200万円を控除した金額に税率がかけられる)

⑤印紙税

1000万円~5000万円以下の住宅請負契約の印紙が10,000円(他の契約だと20,000円だったりする)

などなど・・あと、相続税や譲渡税など、すべての人にというわけではないですが、住宅用という部分での軽減があったりします。

でも、どの税金も様々な条件があったり、期限が決まっていたり、毎年変化したりとなかなか難しい・・

難しくはありますが、今建てるメリットもちゃんとありますし、そういう情報もできる限り提供できればなと思います。


取締役・本社事業部 部長 西尾 孝志

主に新築の営業と、社内での管理業務(総務・経理、人事など)をしています。

家づくりは、ほとんどの人にとって人生の中で一番高価なお買い物です。

その中で、一番楽しく、幸せになれるお買い物になったと感じてもらえるお仕事ができればと思います。

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