暖かくなり、春らしくなってきましたね。
桜が今年は早く満開になってしまい、入学式や入園式まで残ってくれるか心配ですね。
さてさて、ここからが本題ですが、
会社の工場で大工さんが庇の材料の加工をしていただいていました。
今回は梁や垂木という庇部材が四角ではなく、丸くなっております。
そのため木材を組み上げる時に材料がピッタリ納まるように
手加工していく必要があります。
大工さんの技術はすごいですね。
1枚目の写真の木が2枚目の写真の穴の部分に差し込むように加工してありますが、
もちろんきれいな真ん丸ではないので、部材1本1本に合わせて穴を加工しています。
大変な作業ですね。
2枚目の左側に写っているのが梁と呼ばれる木材ですが、
この材料と支える柱との接合部も加工が必要になります。
木造の家造りは、こういった大工さんの技術が集結されたお家です。
天然の床材は季節によって動き方が変わってきます。
また木材にも向きがあり、間違えて使用するとひずみができてしまいます。
例えば耐震性のお話しでも壊れる原因は釘施工などにもあり、
現場での施工が丁寧にできていて始めて設計通りの性能が発揮できるわけです。
弊社では工事中の現場見学などもおこなっておりますので、
ご興味あられる方は是非お声掛けくださいませ。