アンシン建設では、先日、安全衛生大会を開催いたしました。
毎年、この季節に開催するのですが、弊社の社員と、普段からアンシンの現場でお世話になっている協力業者様が集まって無事故・無災害の為の意識を高めるための取組みです。
前半の部では、社員・協力業者様合わせての無事故・無災害に対してのスローガンが発表されるのですが、後半の部では、毎年変化のある講習会が組まれています。
今年は、豊田市役所防災対策課の方の講和と、防災ゲーム「クロスロード」を4~5人一組になって取り組む、座談会が行われました。
「クロスロード」は初めて行ったのですが、とても興味深い内容で、災害があった際、具体的に起こりそうな事象に対して、自分がどう判断してどう動くかが問われるゲームで、万が一の時に判断が難しいことに対して、皆さんがどう感じて、どう判断するかをコミュニケーションをとることで、災害対応の難しさを知り、また意識を高める内容でした。
もちろん一つひとつの問いかけに、これが絶対正しいという答えがなく、何かを優先させれば、何かが犠牲となってしまうという難しい問いかけばかりで、頭と心をとても消耗するような内容です。
取り組んで痛感したことは、非常事態では自分が正しいと判断したとしても、他の方は全く別の判断をしていることがあることがほとんどだということです。クロスロードゲームの回答はYESかNOの二択なのですが、ほどんどの回答は、全員一致にならず、むしろ意見が完全に分かれるほうが多くありました。実際の災害時の判断は二択どころではありませんので、本当難しいなと感じました。
災害の難しさを改めて感じるとともに、仕事でも家庭でも、もしもの時の対策をしっかりとっておく必要を改めて感じさせていただくことができました。
毎年、こういう機会を与えてもらえることに感謝だと思いました。